令和4年4月17日(日)13:00開演
「梅若会 定式能」¥5,000,-(指定席)/ ¥4,000,-(自由席)
於・梅若能楽学院会館(中野区東中野)
「千手 郢曲之舞」山崎正道 ほか
ツレに捕らわれの身の「平重衡」が登場する作品です。
平重衡は南都焼討の中核者、仏敵として南都衆徒によって斬首されます。
能ではその直前に、鎌倉において丁重にもてなされていた様子を伝える作品です。
一ノ谷の戦いで源氏に生け捕られた平重衡。
頼朝より使わされる千手ノ前らは慰みの宴を催す。
重衡は音曲に重ねて歌を詠み、その豊かな人柄を現わすが、
やがて、別れの時がくるのである。
能演出の後日談には、
重衡の死を知り、あとを追うように早世した、
また、出家して菩提を弔ったなど、諸説の残る人物です。
それほどまでに重衡に想いを寄せる千手ノ前。
小書「郢曲之舞」では、
千手と重衡の相舞によって心の通わせと離別を表現します。
また、当日は狂言・仕舞・連吟も予定される、
多彩な一日となります。
私事ながら、松山も連吟「鞍馬天狗」にて、
一興添えさせて頂きます。
◇関連リンク
~梅若会4月公演の魅力~(限定公開予定)
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