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2023/3/25 ほのぼ能
ご来場ご予定の皆さま、解説はコチラからご確認ください。(リンク先に移行します。)
緑翔会 能ノ会 ほのぼ能
令和5年3月25日(土) 午後1時開演(正午開場)
於:梅若能楽学院会館(中野区東中野)
正面¥7,000,- 脇正面¥6,000,- 中正面¥5,000,- 学生¥3,000,-お申込み → コチラをクリック
~ ご来場の皆様、解説にお進みください。
能「経政」 松山結美、野口琢弘
笛 松田弘之、小鼓 観世新九郎、大鼓 亀井洋佑
「一声の鳳管は」
~琵琶の名手であった平経政。多彩な漢詩の引用も魅力の修羅能。仕舞「笹ノ段」梅若紀彰
「世々毎の親子の道にまとわりて」
~能・百萬の一場面、子を想う親心を、特有の謡い運びで現します。
仕舞「弱法師」松山隆雄
「満目青山は心にあり」
~盲目の少年・俊徳丸による日想観をふくよかに彩る作品。
狂言「千鳥」山本泰太郎、山本則孝、山本凜太郎
「ちりちりや ちりちり」
~酒を中心に、多彩な言葉と所作の芸尽くし。
独鼓「小塩」梅若桜雪、澤田晃良
「睡めば櫻に結べる夢かうつゝか」
~在原業平をシテとする、伊勢物語を儚く彩る作品。
能「歌占」松山隆之、川口晃平、松山絖美
笛 松田弘之、小鼓 観世新九郎、大鼓 亀井洋佑
「後の世の闇をば何と照らすらん」
~観世元雅(世阿弥の子)の作。謡に舞に独特の趣向が凝らされる。、ほかの出演
(※当日の演者・演目に変更が生じる事もございます。ご了承ください。)
~ 公演によせて
隆之が務める能「歌占」は二年前に梅若会定式能において上演予定であった演目で、Covid-19の影響により機会が失われていました。今回復演を予定し、子方には近年、国立能楽堂や梅若会自主公演に数多出演している絖美を配役。当時「歌占」において子方を務める予定であった結美は能・初シテという稀有な機会を「経政」にて披露する。
また、人間国宝・梅若桜雪師と太鼓方観世流の若手・澤田晃良の競演「小塩」は家を超えた能楽界の伝承の姿を垣間見ることが出来うる一番である。
狂言には大蔵流山本家の嫡家である山本泰太郎を始めとした次世代を担う演者による「千鳥」が上演される。
仕舞では梅若紀彰による「笹ノ段」、松山隆雄による「弱法師」と、演出の多様性を楽しめる番組立てを予定する。
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能楽 et cetera
梅若会の配信事業として、
能楽のあれこれから、公演の内容までお伝えしていきます。~ 能楽 et cetera ~
令和5年
4月公演「胡蝶」「善知鳥」
3月公演「藤戸」「百萬」
2月公演「巻絹」「櫻川」
1月公演「梅若新春能」令和4年
12月公演「定家」
11月公演「素謡会」
10月公演「富士太鼓」
9月公演「卒都婆小町」
7月公演「俊寛」
6月公演「海人」
5月公演「源平の盛衰」
4月公演「千手」