演出に巣を投げる姿があるからか、
英訳解説で「Spider」と訳されてる事もあったりで
誤解があるので、、、
本当は、
先住民(indigenous people)
原住民(The natives)
を指す。
平安時代、
中央政権が地方を制圧していくなかで、
彼ら地方部族の呼称が「土蜘蛛」です。
住まいが古い形式だったから、だとか。
決して妖怪ではないのです。
人間です。
が、属性は「鬼」。
芸能の魅力(遊び心)はあちこちに隠れてますね。
能楽シテ方観世流 松山隆之
様々な知識カテゴリー
演出に巣を投げる姿があるからか、
英訳解説で「Spider」と訳されてる事もあったりで
誤解があるので、、、
本当は、
先住民(indigenous people)
原住民(The natives)
を指す。
平安時代、
中央政権が地方を制圧していくなかで、
彼ら地方部族の呼称が「土蜘蛛」です。
住まいが古い形式だったから、だとか。
決して妖怪ではないのです。
人間です。
が、属性は「鬼」。
芸能の魅力(遊び心)はあちこちに隠れてますね。
唐土の故事、「邯鄲の枕」を題材にする作品。
夢の中、突然に皇帝となる青年・盧生。
その栄華は50年にも感じられたが、実は粟飯の炊けるだけのひと時、「一炊(一睡)の夢」であった。
現実に帰った少年はこの先、何を感じて生きていくのか。
三島由紀夫の「近代能楽集」の冒頭を飾る題材にもなった作品です。
邯鄲の詞章 ↓
https://honobonoh.com/?p=936
松山が、能「邯鄲」シテを、次女(小学2年)が子方を勤めます。
平成31年3月17日(日)11:00開演~16:00頃終演予定
於・梅若能楽学院会館(中野区東中野)
https://honobonoh.com/?p=853
能「江口」
角当 直隆 ほか
狂言「宗論」
野村 萬斎 ほか
能「邯鄲」
松山 隆之
松山 結美 ほか
(他 仕舞数番、下部分の番組をご確認ください)
「邯鄲」の見どころです。
https://honobonoh.com/?p=897
江口の詞章 https://honobonoh.com/?p=932
邯鄲の詞章 https://honobonoh.com/?p=936
◇お申込み方法
https://honobonoh.com/?page_id=80 まで
席種 枚数、お名前、郵送先、連絡先を明記の上、ご連絡ください。
※頂きました個人情報はチケットの発送・能楽公演のご案内以外に使用することはございません。
指定席 正 面(10,000円)
指定席 正面横(9,000円)※僅かな傾斜があります
自由席 中・脇(8,000円)
公益財団法人 梅若会 access
〒164-0003 東京都中野区東中野 2-6-14
電話03-3363-7748 FAX03-3363-7749
umewakakai.piif@gmail.com
いずれも徒歩8分
梅若能楽学院会館には駐車場はございません。 電車、バスをご利用下さい。
◇どんな一日?
「演能会」と区別して「素人会」という愛好者の発表会の一日です。
5分~30分ほどの演目が並びます。
この度は、娘達も混ぜて頂き、
長女・絢美が「能・吉野天人」、
次女・結美が「番囃子・船弁慶」「仕舞・邯鄲」、
三女・絖美が「仕舞・老松」にて舞台を踏みます。
「吉野天人」では娘が初めての「シテ(主役)」を務めます。
またとない「こども能」の機会です。
「船弁慶」では五人囃子の形式で物語を楽しみます。
「邯鄲」「老松」は紋服姿のまま演目の舞いどころを務めます。
まず、能楽を演劇として鑑賞する際の豆知識です。
舞台と客席を遮るもの(緞帳)が無い能舞台では入退場までが演出の一つになります。
能舞台では大道具を使用した舞台創りを控えるため、始めは何も無い舞台がさらけ出されています。
開演とともに演者が舞台に登場し、様々に表現し、終曲後には元の閑居な舞台に帰ります。
流れる時間はとても穏やかです。読書のように観る人聴く人の想像力から場面転換が成されます。
「素謡」
能は謡(声楽)での表現に工夫が施されています。
「謡曲(素謡)」では能の台本を音読(熟練者は暗唱も)しながら情景描写を楽しみます。
言葉(会話)として発される事もあれば、音楽として表現される事もあり、全てを聞き取ることは至難の業かもしれません。
まずは人の声の持つ音色、地謡(コーラス)がおりなす臨場感をお楽しみください。
そして日常の言葉遣いとの違いに関心を向けてください。
すると、初めてでもそれぞれの演目のグラデーションが感じ取れるかもしれません。
「仕舞」
謡のみで進行するなかに紋服姿で立ち舞います。
静寂な情景描写や心情表現、また一年間を一時間に集約したような、ゆったり且つ凝縮された描写をお楽しみください。
「番囃子」
番とは、一曲(一番)を示します。
装束を使用せず、立ち舞う役者を設定しない、いわば「五人囃子」です。
「舞囃子」
能の演出の中で、立ち舞う部分を愛でる趣旨の形式です。
紋服姿で、上演されます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、11月23日(金)午前10時30分開演を予定しておりました「梅若会別会能」は、梅若実師の健康上の理由により、公演を来年に延期させて頂くこととなりました。
延期公演に関してましては、公演日時が決定次第改めてお知らせ致します。
ご観能を楽しみにしていらっしゃいましたお客様には、大変ご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
なお、すでにチケットをご予約、ご購入されたお客様には、こちらからご連絡をさせて頂き、お手続きをご説明させて頂きます。
何卒、ご容赦下さいますようお願い申し上げます。
◇平成30年11月23日(金・祝) 午前10:30 開演
梅若会別会能
能「鸚鵡小町」 会田 昇 、地頭 梅若 実(人間国宝)
能「望 月」 川口 晃平、松山 隆之、松山 絢美
(他 狂言・仕舞)
別会能は、稀曲や大曲が上演される公演です。
「鸚鵡小町」は小野小町を通じて歌道の神髄を伝えます。
「望月」は「仇討ち」を主題に演劇趣向の強い一曲です。
対話劇としての戯曲性は進行の理解も容易で、劇中劇で表現される曽我物語の小謡や、囃子の舞(羯鼓・獅子)にも富む多彩な一曲です。
松山がツレ、娘が子方を務めます。
正 面 席(指定席)=10,000円
脇・中正面(自由席)= 8,000円
席種 席 枚
◇お申込みは https://honobonoh.com/?page_id=80
席種枚数、お名前、郵送先、連絡先を明記の上ご連絡ください。
※頂きました個人情報はチケットの発送・能楽公演のご案内以外に使用することはございません。